沖縄は 「せんべろ天国」とも呼ばれるほど、コスパよくお酒を楽しめるお店が多い場所です。 那覇を中心に、昼から飲める居酒屋や、1,000円台でドリンクとおつまみが付く「せんべろセット」を提供する店が点在しています。
この記事では、 沖縄せんべろ店のエリア別の特徴や、 失敗しない店選びのコツなどをまとめて紹介します。
せんべろとは?沖縄のせんべろ文化
せんべろの意味・語源
せんべろとは、「千円でべろべろに酔える店」
を意味する俗語です。
もとは東京の下町エリアで使われていた言葉で、低価格でたくさん飲める店や文化を指していました。
中島らもさんの書籍「せんべろ探偵が行く」(2003年) の出版をきっかけに、全国的に知られるようになったと言われています。
なぜ沖縄はせんべろが多いのか
沖縄には、栄町市場や平和通り周辺など大衆酒場が集まるエリアがあり、もともと気軽に飲める酒場文化が根付いていました。
そこに2010年頃、「大衆串揚酒場 足立屋」が打ち出した1,000円でドリンク3杯+おつまみの「せんべろセット」が登場。 分かりやすい仕組みとして、地元客だけでなく観光客にも受け入れられていきます。
このスタイルを他の酒場も取り入れたことで、 せんべろは沖縄の酒場文化として定着していったといわれています。
沖縄でせんべろが楽しめるエリア
国際通り周辺 (平和通り・市場裏など)|那覇市

平和通りのせんべろ
国際通り周辺は、那覇市内でも特に観光客が訪れやすく、アクセスの良さが魅力のエリアです。 モノレール駅やホテルが多く、沖縄旅行の初日・最終日にも立ち寄りやすい立地にあります。
中でも、国際通りから一本入った 平和通り沿いや 牧志公設市場の裏通りには、観光客でも入りやすいせんべろ対応の居酒屋が点在していて、初めてせんべろを体験する人にも向いているエリアです。
大衆串揚酒場 足立屋
第一牧志公設市場の裏手にある「足立屋」は、沖縄せんべろの先駆けとなった店。立ち飲みカウンターがある角打ち酒場で、1,000円でドリンク3杯+おつまみ1品のせんべろセットが楽しめます。
串揚げやモツ煮など大衆居酒屋の人気メニューに合わせて、オリオン生ビールや泡盛など種類豊富なお酒が楽しめます。

出典: ばんない堂
- 住所
- 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10-20
- 営業時間
- 10:00~22:00 日曜定休
- 公式サイト
- adachiya_kaku
- 店舗情報
しもじ屋
国際通りから一本入った新天地市場本通りにある「しもじ屋」は、地元客と観光客が入り混じる人気のせんべろ居酒屋。 何度も頼めるせんべろセットは1,400円でドリンク3杯+おつまみ2品が楽しめます。
サッポロ黒ラベルやお店オリジナルのシークヮーサービールをはじめ人気のお酒が揃っていて、おつまみも蒸し鶏ラー油や味噌漬けクリームチーズなど種類豊富。何度もリピートしたくなる評判のお店です。

出典: しもじ屋 instagram
- 住所
- 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目4-1
- 営業時間
- 15:00-23:00
- 公式サイト
- shimojiya_senbero
- 店舗情報
栄町市場|那覇市

夜の栄町市場
ゆいレール「安里駅」からすぐの
栄町市場エリアは、那覇市内でも特にローカル色が濃いせんべろスポットとして知られています。
観光地向けに整備されたエリアとは異なり、地元客が日常的に通うディープな酒場が軒を連ねています。
地元客が中心ではありますが、初訪問の観光客でもフレンドリーに迎えてくれる店が多く、はしご酒をしながら沖縄の日常を体感できるエリアです。
なかま商店
栄町市場商店街にある大衆居酒屋「なかま商店」。ドリンク3杯とフード1品が付くせんべろセットが人気で、地元客を中心に早い時間から賑わいます。
揚げ物やチャンプルー、ヒラヤーチーなど沖縄料理を中心に日替わりメニューも充実。はしご酒の一軒目としても利用しやすい一軒です。
イメージ画像
- 住所
- 〒902-0067 沖縄県那覇市安里385
- 営業時間
- 16:00~0:00 日曜定休
大ちゃん酒場
栄町市場にある、気軽に立ち寄れるせんべろ酒場「大ちゃん酒場」。ドリンク3杯に、おまかせおでんまたは串揚げが付く、バランスの良いせんべろセットが魅力です。
おでんを中心に、チャンプルーや焼きそばなどの定番メニューも揃い、常連客が多く一人飲みでも入りやすい雰囲気。はしご酒の一軒目にもおすすめです。
出典: 酒処大ちゃんグループ
- 住所
- 〒902-0067 沖縄県那覇市安里388-1
- 営業時間
- 16:00~0:00
- 公式サイト
- daichan_sakaba
コザエリア|沖縄市

中央パークアベニュー
沖縄市の コザエリアは、中央パークアベニュー周辺を中心に、昔ながらの酒場やスナックが点在する飲み歩きエリアです。 米軍文化の影響を感じる街並みと、地元に根付いた酒場が混在しています。
せんべろを楽しめる店も点在しており、比較的リーズナブルな価格でお酒とつまみを楽しめるのが特徴。地元客が多く、常連の集う落ち着いた雰囲気の店が多いため、ゆっくり飲みたい人にも向いています。
ブルボン
沖縄市・諸見百軒通りの角にある、カジュアルな大衆酒場「ブルボン」。居酒屋の気軽さとビストロの要素をあわせ持ち、日本酒やハイボールに合う創作料理をリーズナブルに楽しめます。
人気の本マグロ丼(17時~18時の限定メニュー)は格安なのに驚きのボリューム!おいしいおつまみとせんべろで軽く一杯から、しっかり食事まで対応できる一軒です。

出典: ブルボン instagram
- 住所
- 〒904-0022 沖縄県沖縄市園田3丁目9
- 営業時間
- 【水・木・日】17:00〜23:00
【金・土】17:00〜24:00
月・火定休 - 公式サイト
- burubon_okinawa
でんすけ商店 コザ
コザ一番街アーケード内にある、活気あふれる大衆酒場「でんすけ商店 コザ」。名物の特大げんこつ唐揚げや餃子など、ボリューム満点の居酒屋メニューと豊富なお酒を気軽に楽しめます。
日本酒は冷蔵庫から自分で選ぶスタイルで種類も豊富。明るく賑やかな雰囲気で、一人飲みからグループ利用まで幅広く対応でき、コザでのはしご酒や二次会にもおすすめの一軒です。

出典: でんすけ商店コザ
- 住所
- 〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1-6-2
- 営業時間
- 【月~木、日、祝】15:00~翌1:00
【金、土、祝前日】15:00~翌3:00 第一水曜定休 - 公式サイト
- でんすけ商店コザ
沖縄のせんべろ店の選び方(失敗しないコツ)
せんべろセットの内容をチェック
沖縄のせんべろは、
ドリンクの杯数やおつまみの内容が店ごとに異なります。
料理がしっかり付く店もあれば、ドリンクのみのシンプルなセットもあるため、事前に内容を把握しておくと安心です。
お店の公式SNSや口コミ、店頭の張り紙などで、セット内容や追加料金の有無を確認してから入店すると失敗しにくくなります。
お店の内装・外観もチェックポイント
カウンター席が中心の店や立ち飲みスタイルのせんべろは、一人飲みやサクッと一杯に向いています。 地元の人に混じって飲みたい場合にもおすすめです。
テーブル席が多く広めの店は複数人向きのことが多く、飲み会にもおすすめ。
飲みたい人数やシーンに合わせて店を選びましょう。
昼飲みOKの店は、はしご酒に
沖縄でせんべろを満喫するなら、 昼過ぎから営業している店を選ぶのもポイント。 早い時間帯から飲み始めて、いろんな店をはしごしながら楽しむのも沖縄せんべろの醍醐味です。
沖縄のせんべろ相場と注意点
「せんべろ」でも1,000円とは限らない
以前は「1,000円ポッキリ」が主流だったせんべろですが、現在は 1,100円〜1,600円程度が一般的になっています。 また、 席料(チャージ)やお通し代が別途かかる店もあり、会計が1,000円台後半になることもあります。
入店時に、せんべろセットの内容とあわせて 追加料金の有無を確認しておくとスムーズです。
支払いは「現金のみ」の店も多い
沖縄のせんべろ居酒屋は、 現金のみ対応の店が少なくありません。 クレジットカードや電子マネーが使えない場合に備えて、千円札や小銭を用意しておくと安心です。
キャッシュオン方式(先払い)で、コインやビー玉と交換するスタイルの店もよく見られます。
沖縄せんべろで味わう、ローカルな夜
沖縄観光の合間に一杯飲みたい人も、地元の新しい店を開拓したい人も、自分に合ったせんべろ店を見つけて楽しんでみてください。
