雨の日、車なしで楽しめる沖縄観光スポットまとめ

特集
雨の日におすすめの沖縄観光スポット

車がなくても行ける!雨の日の沖縄観光

沖縄旅行といえば青い海や絶景ビーチが定番ですが、実は雨の日も多いのが特徴。さらに車なしの旅行では移動手段も限られてしまいます。

そこで今回は、ゆいレールやバスで行ける「雨の日でも楽しめる沖縄観光スポット」をご紹介。ショッピングや体験、歴史・文化にグルメまで、天候に左右されずに満喫できる場所を厳選しました。

沖縄旅行の交通手段ガイド

1. ゆいレール

ゆいレール

那覇空港駅~てだこ浦西駅の間を走るモノレール。

那覇空港直結で、国際通り周辺など那覇市内や浦添市の観光地へ向かうことができます。渋滞の心配がなく、旅行者にも便利です。

運行時間
6:00~24:00、約10分間隔で運行
ポイント
那覇市内観光の拠点として便利。雨でも濡れずに移動可能。
ICカードやタッチ決済可能なクレジットカードで乗れる。
区間が那覇市と浦添市のみと狭いため、利用範囲が限られる。
混雑時や荷物が多い場合はやや不便。

2. バス(路線バス・シャトルバス・空港リムジンバス・観光バス)

路線バス

沖縄の主要な公共交通機関と言えば、バス。
地域の足となっている「路線バス」、観光スポットまでつながる「シャトルバス」、那覇空港を起点にリゾートホテルを結ぶ「空港リムジンバス」、そして観光ツアーを行う「観光バス」などがあります。

運行時間
6:00~22:00(※路線により変動)
ポイント
ICカード利用可能な路線も増加中
路線によって観光スポットやホテル直行のバスもあり便利。
一部無料で乗車できるシャトルバスもある。
渋滞の影響で遅延しやすい。
路線や系統が複雑で観光客にはわかりにくい。

3. タクシー・観光タクシー

タクシー

観光スポットやホテル間をドアtoドアで移動できるタクシー。
ゆいレールやバスが通っていない地域にもアクセスしやすく、また複数人で割り勘すればコストも抑えられます。

観光タクシーなら地元沖縄に詳しいドライバーが観光案内もしてくれます。

運行時間
24時間(事業者による)
ポイント
ドアtoドアで移動でき、荷物が多くても安心。
運転手がガイドしてくれる観光タクシーなら効率的に観光できる。
夜遅くや雨の日でも利用しやすい。
予約をしていない場合、すぐに捕まらないことがある
距離やサービス内容によって、料金が高くつきやすい

4. レンタルサイクル・電動キックボード

レンタサイクル

那覇市内や国際通り周辺の短距離移動に便利なレンタサイクルや電動キックボード。観光スポットを効率的に回れて小回りがきく、エコな移動手段です。

運行時間
24時間
ポイント
狭いエリア内の観光や街歩きに最適。
渋滞を避けてスムーズに移動できる。
夏は暑くて長距離移動には不向き。また雨の日は利用しづらい。
公道走行ルール(免許やヘルメット義務)があり、観光客には少しハードルが高い場合も。

ゆいレールで行ける雨の日おすすめスポット

沖縄都市モノレール「ゆいレール」は、那覇市内を便利に移動できる観光の強い味方。空港から直結しているので、初めての旅行者でも乗り換えがわかりやすく安心です。徒歩圏内の観光地もあり、車がなくても十分観光が楽しめます。

沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

那覇市おもろまち
沖縄県立博物館

考古から自然、民俗、アートまで、沖縄の「いま」と「ルーツ」を一度に学べる複合施設。ミュージアムショップでお土産選びも◎。

Access
ゆいレール「おもろまち駅」から徒歩10分
路線バス「県立博物館前」から徒歩1分

国際通り商店街

那覇市牧志
国際通り商店街

沖縄のメインストリート。グルメ、ショッピング、観光が一箇所に集約。横道にはアーケード街もあり、傘なしでも散策が楽しめる。

Access
ゆいレール「牧志駅」「美栄橋駅」「県庁前駅」から徒歩すぐ

壺屋やちむん通り

那覇市壺屋
やちむん通り

国際通りの裏道にある陶器工房とギャラリーが連なるエリア。やちむん作家と直接話しながら器を選ぶことができる。「那覇市立壺屋焼物博物館」でやちむんの歴史を学ぶのもおすすめ。絵付けなど、やちむん制作体験ができる工房も。

Access
ゆいレール「牧志駅」から徒歩10分

泡盛酒造見学(瑞泉酒造)

那覇市首里
瑞泉

出典:琉球泡盛 瑞泉酒造 公式オンラインショップ

沖縄の地酒・泡盛の歴史や製法を学びながらお酒を味わう大人のプラン。瑞泉酒造ではビデオ鑑賞による見学と試飲が可能。

Access
ゆいレール「首里駅」から徒歩6分

バスで行ける雨の日観光スポット

那覇市内から少し足を延ばしても、バスで行ける雨の日向きの観光地があります。鍾乳洞や大型商業施設は、天候に左右されず1日中楽しめるのが魅力です。

おきなわワールド・玉泉洞

南城市前川
沖縄玉泉洞

全長5km級の鍾乳洞「玉泉洞」は雨でも関係なし。王国村では伝統工芸体験、ハブショーやクラフトビール工房など、屋内中心で丸一日過ごせる。

Access
路線バス停「玉泉洞前」から徒歩1分

アメリカンビレッジ

北谷町美浜
美浜アメリカンビレッジ

北谷町美浜にあるアメリカの町並みを思わせる大型複合リゾートエリア。ショッピングモール、カフェ、レストラン、映画館などが集まり、雨の日でも1日中楽しめる。

Access
路線バス停「桑江」から徒歩3分
空港リムジンバス停「ザ・ビーチタワー沖縄」から徒歩1分

イオンモール沖縄ライカム

北中城村ライカム

県内最大級のショッピングモール。ファッション、家電、フードコートやキッズスペースもあり、雨を避けながら1日中楽しめる。授乳室などもあり、小さいお子様連れも安心。

Access
路線バス停「イオンモール沖縄ライカム」から徒歩1分

沖縄アウトレットモール あしびなー

豊見城市豊崎
沖縄アウトレットモールあしびなー

出典:沖縄アウトレットモールあしびなーLINE

国内外ブランドが揃うアウトレット。アーケード&屋根付き通路が多く、雨でも安心。那覇空港からもほど近く、立ち寄りやすいのも◎。

Access
路線バス停「アウトレットモールあしびなー前」から徒歩すぐ
ウミカジライナー停留所「あしびなー」から徒歩3分

雨の日こそじっくり見学したい歴史・文化スポット

雨の日は、ゆっくりと歴史や文化を学ぶチャンス。首里城や伝統庭園は、雨に濡れた景観が独特の美しさを見せます。屋内展示も多く、天候を気にせず観光できます。

首里城

那覇市首里
首里城正殿

琉球王国の政治・文化の中心地。復元・復興の歩みを伝える展示や有料エリアの見学を中心に回れば、雨でも学べる密度は高いまま。

Access
ゆいレール「首里駅」から徒歩15分

識名園

那覇市真地
識名園

琉球王家の別邸。池泉回遊式の庭園は雨で緑が鮮やかに映え、御殿の屋内から雨景色を眺める時間が格別。

Access
路線バス「識名園」から徒歩1分

福州園

那覇市久米
福州園

那覇市と中国・福州市の友好の証として造られた本格的な中国式庭園。屋根付きの回廊や展示スペースもあり、雨の日も散策しやすい。

Access
ゆいレール「県庁前駅」から徒歩9分

雨の日におすすめの癒しスポット

外を歩くのが大変な雨の日は、ゆったりと過ごせる癒しスポットへ。旅行の合間のリラックスタイムに最適です。

ほぐしの森 那覇店

那覇市牧志
ほぐしの森那覇国際通り店

ほぐしの森はゆいレール「牧志駅」から徒歩1分のリラクゼーションマッサージサロン。歩き疲れた足や重たい荷物を持っていた肩など、観光の合間に体の疲れをほぐすのに最適です。

Access
ゆいレール「牧志駅」から徒歩1分

琉球温泉 龍神の湯

豊見城市瀬長

瀬長島ホテル併設の天然温泉施設。「立ち湯」からは飛行機の離発着・慶良間諸島の夕陽など絶景を楽しめます。温泉はビジターも利用可能です。

Access
ウミカジライナーバス停「瀬長島ホテル」から徒歩すぐ

TOTONOI LABO

那覇市久茂地
Totonoi Labo

出典: TOTONOI LABO

久茂地にあるプライベートサウナ。個室貸切型なので他人の目を気にせず整うことができる。アメニティも充実していて手ぶらでも◎

Access
ゆいレール「県庁前駅」から徒歩8分

雨の沖縄観光Q&A

Q. 沖縄で雨が多い時期はいつですか?

梅雨の時期(5月下旬~6月中旬)や、台風のシーズン(8~10月)は雨が降りやすく、強い風がともなうことがあります。旅行の際は天気予報をこまめにチェックしましょう。

Q. 沖縄の雨の特徴は?

沖縄の雨は「カタブイ」という“局地的に強く降って短時間で止むスコールのような雨が多い”という特徴があります。そのため車移動が中心の地元の人々は、わざわざ傘を持たずに雨宿りでやり過ごすことも少なくありません。

Q. 雨の時期の旅行で注意すべき点は?

天候による急な予定変更に備えて、雨の日でも楽しめる代替プランを事前にチェックしておくと安心です。

また、強い雨が降った後は海水が濁ることがあります。綺麗な海でのマリンアクティビティを楽しみたい方は、雨後1〜2日の透明度が高くなる日を待ってアクティビティが楽しめるように、日程の調整も視野に入れておきましょう。

Q. 雨の日の服装や持ち物はどうしたら良いですか?

軽量の雨具(折りたたみ傘や防水のジャケット)があると便利です。靴は滑りにくいものを選ぶと安全。濡れてもすぐ乾く服装が快適です。

Q. 雨の日×車なしでも沖縄観光を楽しめる?

屋内型の施設を中心に回ることで十分楽しめます。普段人が多い人気スポットも、雨の日は比較的空いているため、ゆっくり見学できる場合があります。
公共交通機関を利用する場合は、事前に大きな荷物をホテルに配送しておいたり、クロークサービスやコインロッカーを活用することで、身軽に観光できます。
工夫して雨の日も快適に沖縄観光を楽しんでください。

Q. 雨の日でもマリンアクティビティはできますか?

小雨程度であればツアーを実施する場合もありますが、雷や強風、波の高さによっては安全上の理由で中止になることがあります。参加予定のショップの最新情報を必ず確認しましょう。
天候不良による中止の場合は、キャンセル料がかからないことがほとんどですが、念の為、予約の際にキャンセル規定を確認しておくようにしましょう。

Q. 雨の日に行くのを控えた方が良いスポットはありますか?

海・ビーチは強い雨風の影響で波が高くなり、遊泳禁止になることがあります。注意喚起が行われている場合は、安全上近づかないようにしましょう。

屋外のグスクや展望台も、雨が降るとぬかるんで滑りやすくなる場所が多く、また雲や霧などで景観もあまり良くないので、雨の日にはおすすめできません。

やんばる地域の森や滝なども同様に、足元がぬかるんだり、川が増水して危険度が増します。万が一トレッキング中などに雨が降り出した場合は、必ずガイドの注意に従って行動するようにしましょう。

雨の日でも沖縄観光を楽しもう

沖縄は「海やビーチ」だけでなく、雨の日でも楽しめるスポットが豊富です。ゆいレールや路線バスを活用すれば、車なしの旅行でも十分に満喫できます。ショッピングや文化体験、鍾乳洞探検や温泉など、雨の日だからこそ味わえる魅力に出会えるはず。
旅行の計画にぜひ今回のスポットを参考にして、天候に左右されない沖縄旅を楽しんでください。

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