沖縄にはガイドブックに載っていないような穴場ビーチがたくさんあります。
地元民しか知らないような隠れ家的ビーチや、ちょっとアクセスは悪いけれどマリンアクティビティを存分に楽しめるビーチなど、ハイシーズンでもあまり混んでいない穴場ビーチの魅力や楽しみ方を紹介していきたいと思います。
▼沖縄でできるマリンスポーツ人気ランキングはこちら
沖縄の穴場ビーチBEST5
トゥマイ浜 | うるま市津堅島
うるま市勝連半島の南東沖にある離島『津堅島』に今最もおすすめの穴場ビーチトゥマイ浜があります。
“隠れ家的ビーチ”や“穴場ビーチ”と言うと、監視員もおらず地元民しか来ないような手つかずのビーチを想像するかもしれませんが、ここはきちんと管理が行き届いている貴重な天然ビーチ。高い透明度を誇る海と800mに渡ってつづく美しい白砂のロングビーチが魅力で、地元の方いわく「運が良ければプライベートビーチにもなる」場所です。
船で15分で行ける
津堅島へは平敷屋港から出ている「高速船くがに」または「フェリーくがに」で渡ることができます(一日5便)。フェリーでは30分程度で行くことができますが、船酔いが心配な方は朝一と夕方最後に出る高速船の利用がおすすめ。
高速船なら乗船時間はおよそ15分で済むので、美しい海を眺めていたらあっという間です。
さらに津堅港からトゥマイ浜までは、車で5分、徒歩でも10~15分程度で行くことができます。
マリンアクティビティ充実度No.1
沖縄旅行の目的の半数近くを占めるのが「綺麗な海でマリンアクティビティを楽しみたい」というもの。
実はトゥマイ浜で体験できるアクティビティの種類は県内No.1。現在20種類以上のアクティビティで遊ぶことができます(※海の家「津堅島シークルーズ」で実施中)。
定番の「バナナボート」や「SUP(クリアSUP・巨大SUP)」をはじめ、お子さんに人気の「ウォーターバルーン」や「水上トランポリン」、今大注目の「ハリケーンボート」などを、津堅ブルーの海で思いっきり楽しむことができます。
各種マリン用品のレンタルもあるので、持ち物は水着だけでもOK!
アクティビティには事前予約が必要なものもあるので、まずは「津堅島シークルーズ」の公式サイトをチェックしてみてください。
人気のプラン&アクティビティ
※プラン内容・価格は2024/05/14の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
手ぶらバーベキューも楽しめる
沖縄といえばバーベキュー文化が根づいた場所。
特にビーチで行うバーベキュー(ビーチパーティー)が人気ですが、予約や準備が面倒だったり、利用条件がニーズに合わなかったり、いざ行ったら混んでいてあまり楽しめなかったという経験はありませんか?
トゥマイ浜では「手ぶらBBQ 大人1人前3,500円で、準備から片づけまで全部込み」というシンプルプランで手ぶらバーベキューが楽しめます。大人2名から実施できるプランなので、デートなどで気軽に利用できるというのも嬉しいポイント。もちろん大人数のグループでの利用も可能です。ちなみに手ぶらバーベキューは季節問わず通年楽しめます。
※メニュー内容など詳しくは詳細ページまたは津堅島シークルーズ公式サイトをご確認ください。
周辺施設が便利で綺麗
トゥマイ浜には屋外シャワーも設置されていますが、海の家シークルーズや民宿神谷荘でもトイレやシャワーを借りることができます。どちらもきちんと清掃されているので清潔ですし、シークルーズに至っては高級ドライヤーが借りられる女性専用パウダールームまで用意されているので、帰り支度もばっちり整います。
また津堅島シークルーズは離島では珍しくクレカ決済や電子マネーも利用できるので、うっかり現金をおろし忘れても安心して利用できます。
- 人があまり多くない海でゆったり過ごしたい
- マリンアクティビティを思いっきり楽しみたい
- 手ぶらバーベキューを楽しみたい
- 便利で綺麗な周辺施設があると嬉しい
- トゥマイ浜
- 住所
- 沖縄県うるま市勝連津堅
- 問合せ
- TEL: 098-978-7008(津堅島シークルーズ)
- 備考
- 無料駐車場あり
津堅港からの送迎あり
▼海の家『津堅島シークルーズ』はこちらでも詳しく紹介中
百名ビーチ | 南城市
琉球開闢の祖「アマミキヨ」が、海の彼方から渡ってきて最初に上陸したと言われているのがこの百名ビーチです。那覇空港から車で40分とアクセス良好ながら観光客は少なく、主に地元の人に親しまれている天然ビーチです。
新原ビーチすぐそば
百名ビーチにはトイレや売店など観光客向けの施設はありませんが、すぐ隣が人気リゾートの新原ビーチ(みーばるビーチ)となっており、トイレなどはそちらにあるものを利用することができます。
乗馬体験ができる
沖縄固有の在来馬、与那国馬に乗って砂浜を散歩できる乗馬体験が楽しめます。夏場は馬にまたがったまま海に入る「海馬遊び」というメニューもあり、沖縄で特別な体験がしたい方にぴったりです。
▼乗馬はうみかぜホースファームにて実施
※完全予約制
パワースポット『ヤハラヅカサ』
干潮時には百名の海にヤハラヅカサという石碑が現れます。ここがアマミキヨがこの地に降り立った時に最初に足を踏み入れた場所とされていて、石碑の足元には香炉があり、礼拝所として人々が参拝に訪れるスポットとなっています。市の有形民俗文化財にも指定されている貴重な場所です。
百名ビーチの近くには他にも浜川御嶽などのパワースポットが近くにあるため、パワースポットめぐりに訪れるのもおすすめとなっています。
バーベキューやキャンプが楽しめる
百名ビーチでは自分たちで器材や食材を持ち込んでのバーベキューやキャンプが自由に楽しめます。場所代も無料で予約も不要なので、地元の方もよくビーチパーティーを行っています。ぜひマナーを守って楽しんでください。
- パワースポットに行きたい
- 乗馬を体験してみてたい
- バーベキューやキャンプを楽しみたい
- 百名ビーチ
- 住所
- 沖縄県南城市玉城字百名
- 問合せ
- TEL: 098-948-4660(南城市観光協会)
- 備考
- 専用駐車場はなし(新原ビーチなどに駐車場あり)
ムルク浜ビーチ | うるま市浜比嘉島
うるま市にある、車で行ける離島浜比嘉島にあるムルク浜ビーチは、海辺の細い道を通った先にある穴場ビーチです。ホテル浜比嘉リゾートのすぐ下にあるのでホテルのプライベートビーチと思われがちですが、ホテル利用者以外も自由に利用することができます。
駐車場代は500円かかりますが、時間制限は特になく管理人の方もいるので安心して停めることができます。
車で離島に上陸できる
沖縄は本島の海も十分綺麗ですが、離島に渡ると海水の透明度が格段に上がります。ただし離島に渡るためには船に乗らなければいけないことも多いので、それがネックになっている人もいますよね。
浜比嘉島へは本島から海中道路と浜比嘉大橋で繋がっているので、離島の良さを備えつつ、車で上陸することが可能となっています。
ただしムルク浜ビーチまで向かう道はやや狭いところもあるので、対向車や歩行者に注意して向かってください。
マリンアクティビティが楽しめる
4月~10月のオンシーズンにはムルク浜ビーチにも海の家が出てマリンアクティビティを楽しむことができます。「バナナボート」など定番のものから、「体験ダイビング」「フライボード」などの最新のものまでさまざまなアクティビティを実施中。
事前予約が必要なものもあるので、ご旅行前にアクティビティ実施施設のサイトなどをチェックしてみてください。
バーベキューやキャンプができる
ムルク浜ビーチは自分で器材を持ち込んでのバーベキューやキャンプが自由に楽しめます。
施設利用料はかかりませんが、バーベキューエリアや専用の炊事場があるわけではないので、きちんと必要なものを確認して向かうようにしましょう。
また海の家アクアラインマリンクラブではバーベキュー器材のレンタルを行っています。マリンアクティビティとのセットメニューや器材レンタルのみなど、各プランについては公式サイトをご確認ください。
- ホテル浜比嘉リゾートを利用している
- 車で行ける離島の海で遊びたい
- バーベキューやキャンプを楽しみたい
- ムルク浜ビーチ
- 住所
- 沖縄県うるま市
- 問合せ
- TEL: 098-866-1800(アクアラインマリンクラブ)
- 備考
- 駐車場あり 有料 500円
GIビーチ | 伊江村伊江島
本部町の北西沖にある伊江村(伊江島)の穴場スポットGIビーチ。
伊江島は離島ながら比較的栄えていてレンタカーもあり、タッチュー(城山)や湧出(ワジー)展望台などの観光スポットもいろいろとあるので、本島からの日帰り旅行にもおすすめの離島です。
伊江島のビーチといえば、メインビーチでもある「伊江ビーチ」もおすすめですが、さらに穴場なのがこのGIビーチ。かつて米軍将校専用のビーチだったことからこの名前がつけられました。
シュノーケリングがおすすめ
GIビーチは手つかずの自然が残された天然ビーチ。ビーチエントリーでのシュノーケリングでたくさんのサンゴ礁やお魚を観察することができます。遠浅なので比較的安全に潜ることができますが、監視員はいないので気をつけて海に入るようにしましょう。
またトイレやシャワー、更衣室などの施設はありません。事前に準備してから潜るようにしましょう。
運が良ければウミガメに会える
GIビーチはウミガメが訪れることもあるそうです。運が良ければウミガメと一緒に泳ぐことができるかも?
ウミガメに遭遇できたら、静かに、近づきすぎないように観察しましょう。
パワースポット『ニャティヤ洞』
「ビジル石」という力石を持ち上げることで子宝のご利益を得られると言われているパワースポット・ニャティヤ洞が、GIビーチのすぐ近くにあります。ニャティヤ洞の洞窟を抜けた先では絶景も拝めるので、ぜひ併せて訪れてみてください。
- ウミガメに会いたい
- シュノーケリングを楽しみたい
- ニャティヤ洞で子宝祈願がしたい
- GIビーチ
- 住所
- 沖縄県国頭郡伊江村
- 備考
- 駐車場あり
辺土名ビーチ(辺土名海岸) | 国頭村
本島北部にある辺土名ビーチは美しいエメラルドの海と白い砂浜が特徴のロングビーチ。
監視員はいませんがトイレやシャワーは設置されているので海遊びも可能。ビーチエントリーでのシュノーケリングも楽しめます。
主に地元の人に愛されている天然ビーチです。
広々ロングビーチ
辺土名ビーチは浜にたどり着くまでのルートが少し分かりづらく、さらに海の家や売店など観光客向けの施設がないため、観光客はほぼいません。マリンアクティビティも行われていないので、広々とした海で海水浴をしたい人や、浜辺でゆっくり過ごしたい方におすすめの場所です。
サーフィンも楽しめる
波があるのでサーフィンをする人にも人気があります。トイレやシャワーは無料で利用できるので、海水浴やマリンスポーツを楽しみたい人にはコスパの良い場所です。
ただし監視員はいないので、海に入る際はあくまでも自己責任で入ることになります。装備や体調を整えて入るようにしましょう。
バーベキューやキャンプも可能
辺土名ビーチでは自前の器材を持ち込んでのバーベキューやテントを張ってのキャンプが可能です。
管理事務所や売店はないので、準備から後片付け、ゴミの持ち帰りまですべて自分たちで行う必要がありますが、予約不要、無料で楽しむことができます。一般的なマナーを守って行いましょう。
※バーベキュー用の炊事場はありませんが、足洗い場の水道が使えます。
- シュノーケリングやサーフィンを楽しみたい
- 本島の海で遊びたい
- バーベキューやキャンプを楽しみたい
- 辺土名ビーチ
- 住所
- 沖縄県国頭郡国頭村
- 備考
- 駐車場あり
穴場ビーチはちょっと交通が不便だったり施設が整っていないところもありますが、観光客が集まらない分、綺麗な海でゆったり過ごせるというのが最大の魅力ポイント!
沖縄旅行でいつも混んでいる海しか行ったことがないという方は、ぜひ穴場ビーチにおでかけしてみてください♪
▼沖縄でできるマリンスポーツ人気ランキングはこちら