
那覇大綱挽まつりとは
那覇大綱挽まつりは、沖縄県那覇市で開催される秋の一大イベントです。祭りの中心となる「那覇大綱挽」をはじめ、旗頭行列や市民演芸・伝統芸能パレード、ステージイベントなど、さまざまな催しが行われます。
祭りのハイライトは、国道58号線の久茂地交差点で行われる「那覇大綱挽」。東西に分かれた大勢の参加者が一本の大綱を挽き合い、会場が熱気に包まれます。観光客も挽き手として参加できるため、沖縄の伝統文化を間近で体験できるのが大きな魅力です。
また、国際通りでは大綱挽に先立って旗頭行列が行われるほか、奥武山総合運動公園では「RBC市民フェスティバル」も開催されます。沖縄グルメやステージ、花火なども楽しめ、昼から夜まで那覇の街全体が祭りムードに包まれます。
那覇大綱挽の歴史

那覇大綱挽の大綱
那覇大綱挽は、西暦1450年頃に始まったとされる、500年以上の歴史を持つ伝統行事です。琉球王国時代の綱引き行事「那覇四町綱(なはゆまちじな)」の伝統を受け継ぎ、交易都市として発展した那覇を象徴する行事として行われてきました。
かつての那覇四町綱は、国家の平穏や海上安全などを願う行事として行われていました。1812年には「那覇綱挽規模帳」という規則が制定され、一定のルールのもとで綱挽が行われるようになりました。
明治以降も祝い事として開催されていましたが、1935年を最後に一度途絶えます。その後、1971年に那覇市制50周年記念事業として復活し、現在まで受け継がれています。

那覇大綱挽の様子
1995年には「世界一のわら綱」としてギネスブックに認定され、那覇大綱挽は沖縄を代表する伝統行事として、さらに広く知られるようになりました。
現在では、平和安寧・市民繁栄・商売繁盛・家庭円満・子宝などの幸福を願う行事として親しまれています。
2026年開催日・開催場所
『第56回 那覇大綱挽まつり』- 開催期間:2026年10月10日(土)~12日(月・祝)
- 旗頭行列:10月11日(日) 10:25~12:55 会場:国際通り
- 那覇大綱挽(本番):10月11日(日) 13:30~16:10 会場:国道58号線久茂地交差点
- 料金:観覧無料
那覇大綱挽の本番は10月11日(日)。
前日の10月10日(土)には「伝統芸能ナイトパレード&市民・オンステージ」が開催され、奥武山公園では10月10日(土)~12日(月・祝)に「RBC市民フェスティバル」が開催されます。
見どころ
① ギネス認定の大綱を大勢で挽き合う大迫力!観光客も参加できる

那覇大綱挽の大綱
那覇大綱挽の最大の見どころは、大勢の参加者が一本の大綱を挽き合うその迫力です。
男綱と女綱をつないだ大綱に多くの手綱が取り付けられ、参加者は東西に分かれて力いっぱい綱を挽きます。年齢・性別・国籍を問わず多くの人々が一体となって綱を挽き合う様はまさに圧巻。
巨大な大綱の迫力もさることながら、人々の熱気を生で感じることができるのも魅力です。観客は観るだけに留まらず実際に挽き手として参加することもできるので、沖縄旅行の思い出作りにぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
ギネス認定の大綱挽まつりとその規模
那覇大綱挽は、1995年に「米藁で製作された世界一の綱」として初めてギネスブックに認定されました。翌1996年にはその記録を更新。さらに1997年大会では「全長186m、総重量40トン220kg、綱直径1m58cm、手綱数236本、挽き手1万5000人、参加人員27万5000人の綱挽まつり」として認定されています。
現在も男綱と女綱を合わせて全長約200mにもなる大綱が用いられています。
② 旗頭行列(うふんなすねーい)の迫力とチームワーク

出典:NAHANAVI
綱引きの前に行われる旗頭行列(うふんなすねーい)。東側7組、西側7組、あわせて14旗のそれぞれの町を象徴する大きな旗頭を掲げて那覇の街を練り歩きます。旗持ちの青年が旗頭を舞わせながら掲げる姿は力強く圧巻で、倒れそうになると一丸となって旗頭を支えるチームワークも見どころです。
旗頭の周りでは、子供たちが持つ印旗(しるしばた)の演舞や太鼓、鉦子、ぶら(ほら貝)のお囃子演奏が行われ、会場を盛り上げます。
③ 伝統芸能からグルメ・ステージ・花火まで楽しめる
那覇大綱挽まつりの期間中は、沖縄の伝統芸能や音楽などを楽しめるイベントも開催され、那覇の街がお祭り一色に染まります。
奥武山公園では「RBC市民フェスティバル」が3日間にわたって開催され、飲食店やステージイベントが並ぶほか、夜には花火も予定されています。2026年は高校生によるダンスフェスタや音楽イベントなども行われる予定です。
昼は旗頭行列や大綱挽の迫力を楽しみ、夜は奥武山公園で沖縄グルメやステージ、花火を楽しむなど、1日を通して祭りを満喫できるのも那覇大綱挽まつりならではの魅力です。
大綱挽き参加の注意事項
那覇大綱挽は一般の観客も挽き手として参加することができます。以下の注意事項を確認し、安全第一でご参加ください。
- ヒール、ビーチサンダルなどは歩きづらく脱げやすいため、動きやすい運動靴などでご参加ください。
- 大綱の近くは危険が伴います。小さいお子さんや妊婦さんは離れたところからご観覧ください。
- 水分補給に気をつけて休憩をとりながら参加しましょう。日傘は差せないため日焼け止めなどで紫外線対策を行ってください。
- 祭り当日は会場周辺で交通規制が実施されます。車・バス・タクシーを利用される際は最新の情報をご確認ください。
ナイフ、刃物類の持ち込み
綱挽会場での飲酒
ドローンを使用しての写真・動画の撮影
関連行事・那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル

出典:RBC琉球放送
奥武山総合運動公園では、まつり期間にあわせて「那覇大綱挽まつりRBC市民フェスティバル」が開催されます。出店やステージイベント、夜には打ち上げ花火も行われる予定です。
会場内のステージエリア「ENJOY Music広場」では、高校生によるダンスステージや音楽イベントが無料で楽しめます。※一部有料席あり(くつろぎ飲食テーブルエリア)。
有料エリアのチケット概要はこちらから。
- 開催日:2026年10月10日(土)~12日(月・祝)
- 時間:11:00~21:00
- 会場:奥武山総合運動公園
- 主管:琉球放送株式会社
詳細はRBC琉球放送 公式サイトでご確認ください。
アクセス
- 旗頭行列 会場
- 国際通り
ゆいレール「牧志駅」または「県庁前駅」下車 - 那覇大綱挽 会場
- 久茂地交差点
ゆいレール「県庁前駅」から徒歩2分 - RBC市民フェスティバル 会場
- 奥武山総合運動公園
ゆいレール「奥武山公園駅」から徒歩3分、「壺川駅」から徒歩1分
那覇大綱挽当日は交通規制が行われますので、車・バス・タクシーを利用される際は最新の情報をご確認ください。会場周辺は公共交通機関のご利用がおすすめです。
旗頭行列【国際通り(那覇)】〒900-0027 沖縄県那覇市奥武山町52
各施設の駐車場には限りがありますので、バス・タクシー・モノレール等の交通機関をご利用ください。
周辺施設情報
国際通り周辺のホテル
国際通り周辺のグルメ
よくある質問(FAQ)
Q. 大綱挽に参加するのに何か申し込みが必要ですか?
事前の申し込みなしで参加できます。動きやすい服装でご参加ください。
※その年によって参加条件が異なる場合がありますので、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
Q. 駐車場はありますか?
会場周辺の駐車場には限りがあり、当日は満車になることが予想されます。ゆいレールなど公共交通機関のご利用をおすすめします。
Q. 雨天でも開催されますか?
小雨の場合は決行されます。台風など荒天時の開催については、公式サイトで最新情報をご確認ください。
Q. 那覇大綱挽と与那原・糸満の大綱引きの違いは何ですか?
那覇市では「綱挽」、与那原町では「綱曳」、糸満市では「綱引」と、地域によって漢字表記が異なります。那覇大綱挽はギネス世界記録に認定された大綱挽き大会であり、久茂地交差点という沖縄の中心街で開催されるのが特徴です。
まとめ
那覇大綱挽まつりは、500年以上もの歴史を受け継ぐ那覇市最大級の伝統行事。ギネス世界記録に認定された大綱を数万人で挽き合う那覇大綱挽と、力強い旗頭行列は、一度は体験したい沖縄ならではの文化です。大綱挽は観光客も参加できるため、実際に綱を挽くことで、那覇大綱挽ならではの一体感を味わえるのも大きな魅力です。
沖縄の秋を代表するイベントとしてぜひ訪れてみてください。











































